編集後記
2008年4月20日
●2008年4月14日 Zepp Tokyoコンサート
行ってきました、Zepp Tokyoコンサート。
少し早めの4時ごろ会場に到着。
まだ人はまばらで、デュランのコンサートが行われることを示すものは何もありませんでした。
(5時過ぎくらいにポスターが貼られました)
↑ ドアに貼られたフライヤーを張り合わせて作ったポスター
少し周りの施設で時間をつぶし、4時45分ごろ再び会場へ行って、公式サイトで購入したVIP (Acces Package)チケットの受け渡しのために並びました。
前回の新木場スタジオコーストではVIPチケット購入者は70人くらいいたのですが、今回は30人ほどと少なかったです。
このVIPチケット購入者のうち5人がコンサート後メンバーに会えるMeet＆Greetが当たるのですが、なんと私は当たりました！！
下の写真がMeet＆Greet当選者のリストバンドです。
当選者はもう一人VIPチケット購入者をゲストとして一緒に連れて行けるということで2本もらったのですが、
私は一人で行ったので一つは会場前で話しかけてきた人に差し上げました。
今回のVIP記念グッズは前回より少なかったです。
バッグとピンバッジ、VIPパスのみでした。
前回はメンバー全員の直筆サイン入り写真、Tシャツ 、ビニールバッグ、小さな四角い缶に入ったハッカのタブレット 、ボールペン、VIPパスの6点。
前回のチケット価格は330ドルで、今回は339.5ドルと少し高くなっているのに。
Meet＆Greetの当選者は3組6名から5組10名に増えましたが。
ちなみにドリンク代(500円)はただでした（結局飲まなかったけど)。
↑ 光の加減でピンクっぽくなってますが、実際はもっと赤いです
↑ ピンバッジ 3cm×3cmぐらいの大きさ
↑ VIPパス
そのほかにコンサートのフライヤー(ビラ)をもらいました。
↑表
↑裏
チケットと記念グッズを受け取った後、パンフを買いました。4000円でした。
前回のAstronautツアーのパンフとのセットもあり、6000円で販売してました。
前回も4000円だったのでお買い得？
パンフのほかはTシャツとポスターぐらいで大してグッズはなかったと思います(関心がなかったのでよくは覚えてませんが)。
↑ ツアーパンフ
パンフを購入した後は手荷物を必要なもの以外はロッカーへ。カメラはフロントに預けるのが面倒なのでロッカーに入れてしまいました
（ということで、Meet＆Greetでは私は撮影してません。バンド側のマネージメントがやるからいいかな、とも思いまして)。
その後再び入り口前に並んだのですが、チケットには整理番号がついているにもかかわらず、30名と少ないせいかVIP購入者は番号順に並ぶことなく会場の中へ。
手荷物検査もなく今回はすごくアバウト。VIPは全員1列目を確保できました。私は当然ニック側 (正確にはドム・ブラウンの前)。
一列目から確認したので正確なところはわかりませんが、後ろの方まで人が入っていたと思います。
しばらくすると会場が暗くなり、舞台袖左側奥にサイモンのシルエットが見え、時刻を確認するとまだ開演予定時刻7時の5分前。
いつも人を待たせるデュランが今回は早めに始めてくれました。
1曲目はニューアルバムからのThe Valley。
私はいつもコンサートのはじめの方はニックばかり見ているのですが、
サイモンを見てないと音楽や会場のノリについていけないので、今回は初めからサイモンの動きも目で追いました。
The Valleyの終わりの方でサイモンが日本語で「元気ですかー」と呼びかけるなど一曲目から盛り上がりました。
2曲目はRed Carptet Massacre。
ジョンがドムと気の合ったプレイを見せてくれました。ジョンが楽しそうに演奏しているとこちらも楽しくなります。
お次はNite-Runner。
ロンドン公演のようにティンバランドや女性の映像が出るかと期待しましたが何もありませんでした。
出だしの3曲を新曲でたたみ掛けた後は、Hungry Like The WolfとPlanet Earth。
その次はニューアルバムからのFalling Downと新曲と過去のヒット曲を適度に混ぜてきました。
7曲目のCome Undoneではバックボーカルのアンナ・ロスが存在感を示してくれました。
8曲目のSkin Diversではサイモンがティンバランドのボーカル部分を歌ってました。
9曲目のThe Reflexの途中でサイモンに促されてニックがなにか言っていたと思うのですが、聞き取れませんでした。
10曲目のSave A Prayerでは私はずっとニックを見つめてました。
ときおりこちらの方を向いて見せてくれた微笑みにときめきました。
11曲目のA View To A Killが終わるとメンバー全員がいったん舞台袖に引っ込みました。
もしやとエレクトロセット？と思ってたら、やっぱりそうでした。
東京公演の前の3公演ではやってなかったので半ばあきらめてたのですが、やってくれました。
メンバー4人だけで舞台の前面に立って行うこのエレクトロセットを一番楽しみにしていたのです。
エレクトロセット・メドレー1曲目のLast Chance On The Stairwayはアルバムとはかなり違って聞こえました。
ドラムの音が大きすぎるせい？
I Don't Want Your Love、Warm Letherette(The Normalの曲)、All She Wants Isはさほど違和感はなかったのですが、
Skin Tradeは思いっきりアレンジしてきました。
最後のTemptedではドムが出てきて、アンナと楽しそうに歌ってました。
エレクトロセットが終わると、あまり間を置かずに通常のライブへ。
後は過去のヒットソングで固めてきました。
Nototriousの後のGirls On Filmの途中でメンバー紹介とソロ演奏が行われました。
特にジョンとロジャーが素晴らしいソロを披露してくれました。
Ordinary World、Sunrise、Wild Boysときていったん終了。
アンコールは例のごとくRio。
演奏前にサイモンが”We Want More”とオーディエンスに言うように促したのですが、
さほど大きな声にはならなかったように感じました。
とにかく今回の公演は素晴らしいの一言でした。
今まで見た中で一番といってよいでしょう。
きびきびと進行し、メンバーやサポートもおおいに楽しんでいたと思います。
ドムは何度も身を乗り出すようにして目の前でギタープレイを見せてくれたし、
バックボーカルのアンナの声も良く通り、サックスのサイモン・ウィリスクロフトも音に華を添えてくれました。
すべてが前回の新木場スタジオコーストより良かったです。
新木場では私は2列目だったのですが、サイモンの声がほとんど聞こえなかったし、
押し合いへし合いでもみくちゃにされましたが、
Zeppでは1階スタンディングフロアはところどころブロック分けがしてあったため、
後ろから押されることは全くありませんでした(横からは少し押されましたが)。
気温の違いもあるかもしれませんが、全く疲れませんでした。
さて、ここからはMeet＆Greetの話。
スタンディングフロア内でけっこう待たされた後、フロアを出た廊下の端に案内されました。
並んで待っていると、ドアの向こうからビールの入ったワイングラスをも持ったサイモンが現れました
(サイモンに気を取られたため気づきませんでしたが、その後ろには他のメンバーもいたはず)。
サイモンは一番端にいた男性に握手をすると、おもむろにサインをし始めました。
私は3番目だったので、急いでパンフを取り出し、一番初めに目についたサイモンの写真のページを差し出してサインをしてもらいました。
でも、もっとよい写真にしてもらえばよかったと後で後悔。
次はニック。ニックは私に気がつくと”Hello”と声をかけてくれました（サイモンは無言)。
ニックにはパンフではなく、1984年にニックが出版した写真集、INTERFERENCEにサインしてもらいました。
続いてロジャー。ロジャーは私が近づくと、”Hello, How do you do ?”と丁寧に挨拶してくれました。
サインも一番丁寧。
最後はジョン。パンフを差し出すとさらさらっと書いてくれました。
一通りサインしてもらった後は突っ立ってニックを眺めてました。
最後にメンバー全員とファンが1人か2人ずつ記念撮影をして終わり。
いよいよメンバーがドアの向こうに去るというときに、ニックに手を伸ばし握手をしてもらいました。
ロジャーが一番最後に出て行ったのですが、最後の最後までファンにサインをねだられて応えてました。
さすがはロジャー。いい人。
私は今回初めてニックや他のメンバーに会ったのですが、不思議なほど舞い上がりませんでした
(さめていたということではなく、落ち着いていたという意味です)。
でも、翌日になったら感動がじわじわ広がってきて、一日中思い出してはニヤニヤしています。